2012年4月30日月曜日

荒涼とした処

Fly Fishing を志して、3度目の釣行。
金曜日の晩に雨の中をひたすら走った。
眠気も来ず、気分は高揚していた。


約 5 時間のドライビングで到着した。
荒涼としたその場所には、すでに1台の先発者があった。
初めてお会いするが、鱒川師匠の師匠である。
簡単なご挨拶の後、朝ぼらけの中を釣行へ出た。
この景色はとても日本とは思えない。
荒涼とした大地の中を貫く線路、
枯れた葦原がどこまでも拡がっている。
静寂の中に、水鳥たちの鳴き声が緊張感を保たせていた。
















泥濘地が釣りに集中しようとする己の体力を奪っていく。
今回で3度目という、駆け出しの私とも遊んでくれる魚が居た。


















ここのアメマスは先日の大河でのそれとは全く違った。
引きはシャープで力強く、はじめアタリとは思わなかった。
しばしの格闘の後、お姿を見ることが出来た刹那、ばれてしまった。

駆け出しの私には、それで十分だった。
それにしても大きかった。ロッドの心配をしてしまうほどだった。
遊んでくれたアメマスに感謝の気持ちが沸いた。

この後、潮が引き、ライズもアタリも薄らいだので、
河口の更に下手に移動したものの、私にはぱったりと止んでしまった。

集中力も体力も、フライもなくなり、切り上げることにした。

そのような折りに和ませてくれる汽車が通過していった。
















また、ここに来て楽しみたい。






2012年4月26日木曜日

ついに、到着!

私の敬愛して止まない、さすらいの Fly man!

そう、鱒川鮭児師匠曰く、Fly Fishing では道具に妥協してはいけない。

ロッドにせよ、リールにせよ、バイスにせよ、

自分の Fly Life をいかに豊かにするか。

信頼できる道具を手に入れ、大切に手入れする事こそ、

最も重要なのであると仰るのです。

小生も平生より、全くもって同感であります。

って事で、やって参りました、私のバイス。

DYNA-KING
Ultimate Indexer





















それにしても、鱒川師匠!

この沼は、深くて、這い出ることが出来ないような気が…





2012年4月23日月曜日

近場で…

鱒川師匠とあれこれ相談の上、今回は近場に決定。

その場所は、我が家から出発し、Fly Fishingに関わるお話で、

ひとしきり盛り上がり、釣行への集中力を高めるのに丁度良い距離でした。

互いのタックルやタクティクスを話し合い、私は吟味してもらいました。

師匠の後をついて行きます。





















前回の大河とは違い、流れが速く、水圧で釣り下るのも一苦労でした。

こちらの上流から釣り下り、ここまで来ましたが、音沙汰無しでした。

流心脇の停滞流辺りにキャスティングを試みましたが、

お相手に恵まれることはありませんでした。









































どうにも煮詰まってしまい、記念撮影(ま、つまり ボ な訳で…)

さすが、ベテランな出で立ち






















私も撮影して頂きました。






















今回は、一人でも行けそうな場所にご案内頂き、遊んで参りました。

いつも思うことですが、釣果よりもプロセスを堪能できる環境を

常に提供して下さる師匠には感謝です。

日焼け止めクリームをたっぷり塗ったお陰で、

しみた目には涙があふれましたが、決して釣れなかったからではありません。

この次は、きっとお相手してくれる魚たちに巡り会えますように…