2012年7月6日金曜日

探索


伺っていた場所へ探索の旅に出る事にした。


ちょっとその前に、以前から少々気になっていた場所に入釣。
覗いてみるとライズしているではないか!
自分が気になっていた場所でライズがあるなんて、
「俺も、まんざらじゃない」なんて、ひとりよがりな誤解をしてしまう。
さして大きくはない、カディス(#10)を慌ただしく結び、
集中力を高めてショートレンジのキャスティング。
程なくして余り強くはない手応えに、
合わせることなく、じっと我慢のその刹那、
お出ましになりました。虹鱒とのやり取りは本当に楽しい。


居る事は確認出来たので、主目的達成のため撤収。


伺っていた場所へのルートは、15年の歳月が一変させていた。
崖から落ちてきたであろう、大きな岩石や倒木が行く手をさえぎる。
それにしても中盤から、来た事を多少なり後悔した。


やがて、視界は開け、このような景色。


ここまで、かなりな距離と障害を乗り越えて来たので、
いやが上にも、気持ちが高揚し始めていた。


小さいながらも、いかにもという場所が続く.

フローティングラインにウェットフライを結び、
上流から、丹念にトレースしてみるが、出ない。


終点まで来たが、余りにも水量が少なく、
やはり15年の歳月が環境を変化させていた。


思うに自然環境そのものが、生き物のように変化している。
と言う事は、この楽しい Fly Fishing の為にも、
環境保全の推進が必要だと感じた。


何が出来るだろう?