雨鱒は例えるなら、いぶし銀の素浪人のような印象である。
この所、恵まれない天候にいらいらさせられ、
しかしながら遊んでくれる雨鱒たちには、感謝しながらも、
味方してくれるコンディションが無い事に忸怩たる想いであった。
しかし、この日、この時は違った。
正面から昇る朝日に川面は金色に光り輝き、
あちこちで太く、力強いライズが続き、臨んだ者達の期待感は、
恐らく最高潮であったろう。
私が立ち込んでいるところはなかなか渋かったが、
キャストを繰り返す事、どれくらいの時が経ったろう、
それでも、満足の行くキャストが出来た時のリトリーブは、
ゆっくりと丁寧にフライの挙動をイメージしながら行った。
あるところまで来ると、ラインがびくともしなくなり、
またもや根掛かりという憂き目にあったと錯覚した途端、
水面に突き刺さっているラインがあちこちと動き回った。
さすがに、焦りを隠しきれず声を上げた。
「どうしよう!」 自分ではそんな自分にあきれたが、
幸いな事に周りはすこぶる、和んでくれた。
いつまでも遊んでいたいが、あまり時間をかけては、
雨鱒に与えるダメージもシビアになる。
何とか岸に寄せ、同行した釣友に協力を頂き、
双方、満足する中、記念撮影。
有り難う。
2012年2月よりいつの日か、Flymanになることを夢見て、修行開始致しました。 目指すフィッシングスタイルはSpaycastです。 果たしてその日が来るのは… 徒然なるままに、この壮大且つ遠大な計画と道程を記して参りたいと思います。
2013年5月14日火曜日
2013年4月30日火曜日
暴風
今年の天候はあまりにも不純で、辛抱の釣りとなった。
猛烈な陸風に、オーバーヘッドキャストは翻弄された。
この荒涼とした風景はいつもながら、私を拒んでいるかに感じる。
それでも、時折風も和やかになり、キャストのチャンスを与えてくれる。
魚信もあり、打ち返しを繰り返す中、幾匹かの雨鱒とのやり取りができた。
他のみんなは、たいそう大きな魚体であったが、
私と遊んでくれたのは若々しい者達であった。
昼近くになり、活性も幾らか萎え気味と言う事もあり、
河岸を変え、まるでスコットランド思わせるようなところへ…
ここでは、お目に掛かる事は出来なかったが、確かなライズとあたりは存在した。
雨脚も激しくなり、冷え切ってしまった我々は、温泉に浸かりながらの、
意見交流会を持つ事にした。
こんなバス、子供達は喜ぶだろうなぁ~
この後、再び反省会と題して、アルコールで体を温めた。
ここは、何度でも挑戦したい。
猛烈な陸風に、オーバーヘッドキャストは翻弄された。
この荒涼とした風景はいつもながら、私を拒んでいるかに感じる。
それでも、時折風も和やかになり、キャストのチャンスを与えてくれる。
魚信もあり、打ち返しを繰り返す中、幾匹かの雨鱒とのやり取りができた。
他のみんなは、たいそう大きな魚体であったが、
私と遊んでくれたのは若々しい者達であった。
昼近くになり、活性も幾らか萎え気味と言う事もあり、
河岸を変え、まるでスコットランド思わせるようなところへ…
ここでは、お目に掛かる事は出来なかったが、確かなライズとあたりは存在した。
雨脚も激しくなり、冷え切ってしまった我々は、温泉に浸かりながらの、
意見交流会を持つ事にした。
こんなバス、子供達は喜ぶだろうなぁ~
この後、再び反省会と題して、アルコールで体を温めた。
ここは、何度でも挑戦したい。